・早川
光著・ミネラルウォーターで生まれ変わる・No18
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ミネラルウォーターを使いこなす
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ミネラルウォーター活用術
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自家製Tおぼろ豆腐Uに挑戦
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豆腐の命は大豆とニガリ、そして水です。それなのに市販の豆腐は、輸入大豆と合成の凝固剤、そして水道水で作っているものばかり。もし、あなたが本物の豆腐を食べてみたいと思うなら、自分で作ってしまうというのもアイデア。豆腐作りは職人仕事というイメージがありますが、実際にやってみるとそんなに難しくはありません。
・用意するもの
材料/国産大豆300グラム。粉末の天然ニガリ10グラム(どちらもデパート、大手ス
ーパー、または自然食品ショップで扱っています)。ミネラルウォーター2リットル。
道具/ミキサー。大きめの鍋。木綿のふきん数枚。やかん。
【作り方】
@大豆300グラムを鍋に入れ、たっぷりのミネラルウォーターにつけ、ひと晩以上かけ
て水戻しする。大豆に芯が残らなくなったらOK。
Aミキサーに水気をきった戻し大豆と、やかんで沸騰させたミネラルウォーター800ミ
リリットルを入れて、よく砕く。時間がかかっても、ソフトクリーム状になるまで細
かくしないと、おいしい豆腐になりません。
B砕いた大豆を木綿のふきんで包んで力を入れて搾る(木綿のふきんを袋状に縫ってお
くと便利)。かなり熱いですが冷める前に絞らないと味が落ちます。このとき搾った
汁が豆乳で、搾りカスがおから。
Cおからを再びミキサーに入れ、500ミリリットルのお湯を足してまた砕く。そしても
う1回ふきんで搾る。
D搾った豆乳を鍋に入れ、中火でじっくり、30分くらいかけて煮る。このとき焦げつ
きやすいので、よくかき混ぜること。
E煮えたら火を止め、ニガリを入れて(粉ニガリの場合はあらかじめ水に溶いておく)
、すぱやくかき混ぜる。
F豆乳が固まって、半凝固状態になったら、おぼろ豆腐の出来上がり。
このおぼろ豆腐を木綿を敷いた型に入れ、重石を乗せて水気を抜いたものが木綿豆腐です。おぼろ豆腐はあつあつの出来たてに醤油を少しかけて食べると、大豆本来の香りと甘みが口いっぱいに広がってまさに絶品。こればかりは自家製でないと味わえない醍醐味です。
作る上での注意点は、マグネシウムの多いミネラルウォーターを使わないこと。豆腐を固めるニガリの主成分は塩化マグネシウムという物質ですから、マグネシウムの多い水を使うとニガリの効果が阻害されてしまうのです。そして豆乳はできるだけしっかりと搾りましょう。搾り方ひとつで濃度が変わり、それが豆腐のおいしさを決定します。
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ハーブインウォーターを作る
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ミネラルウォーターと同様、健康志向の強い若い女性に支持されているのが、アロマテラピー。今や、誰でもお気に入りのエッセンシャルオイルをひとつやふたつは持っているのではないでしょうか。そのエッセンシャルオイルとミネラルウォーターでオリジナルの化粧水
TハーブインウォーターUを作ってみませんか。洗顔後のスプレーとして使うのはもちろん、日焼けのひりひり感を鎮めたり、足のむくみや筋肉疲労を緩和したり、あるいはちょっとした気分転換や部屋の臭い消しにと、さまざまな用途に使えます。ただし、ハーブの種類によっては肌に合わないもの、刺激が強すぎるものがありますから注意しましょう。基本的には、
・ノーマル肌=ローズオイル
・オイリースキン=ラベンダー
・乾燥肌=カモミール
・気分転換用=ミント、グレープフルーツ
などがおすすめです。
・用意するもの
材料/エッセンシャルオイル(l00パーセントの純粋なもの)。ミネラルウォーター
(軟水)。無水エタノール(薬局で入手可)。
道具/ビーカー等のガラス容器。混ぜるためのガラス棒。保存用スプレー容器。
【作り方】
@無水エタノール5ミリリットルに、エッセンシャルオイル一滴を加え、オイルが完全
に溶けるまでガラス棒でよく混ぜる。オイルはあまり入れすぎない方がよい。
A保存用スプレー容器にエタノールで溶いたオイルを入れ、そこにミネラルウォーター
95ミリリットルを加える。
B容器のふたを閉め、シェイクする要領で振って混ぜ合わせる。
エタノールが入っていることで、ある程度の保存はききますが、それでも1ヵ月以内には使い切るようにして下さい。アルコールが肌に合わない場合は、エタノールを使用せずに直接オイルと水を混ぜ合わせてもOKですが、日持ちがしないので、なるべく早く使ってしまうことが大切です。
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あとがき
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ミネラルウォーター市場は急成長を続けています。
日本ミネラルウォーター協会のまとめによれば、1999年のミネラルウォーターの国内生産量と輸入量の合計は、過去最高の113万キロリットルにも達しました。94年の統計が55万9千キロリットルですから、この5年間でおよそ2倍の成長を遂げたことになります。これを国民ひとりあたりの年間消費量に換算すると、8.9リットルとなり、ほぼイギリスと肩を並べる数字です。もはやミネラルウォーターはただの嗜好品ではなく、生活必需品のひとつとして一般家庭に広く浸透したと言えるでしょう。
しかし、ほんの15年ほど前まで、日本で“ミネラルウォーター”と言えば、ウイスキーの水割り用の水のことでした。私が『ミネラルウォーターガイドブック』を上梓した6年前ですら「タダの水が牛乳より高いなんて冗談じゃない」と憤慨する人の方が多数派でした。そうした偏見は今ではかなり改善されたとはいえ、まだまだ多くの市民の中に根づいています。それはミネラルウォーターについての正しい知識や情報が十分に浸透していないからだと思います。
ですから、今後もさまざまな媒体を通じて、正しい情報を少しでも多くの方に知っていただけるよう努力するのが、私の役割と考えております。約8カ月もの間、『ミネラルウォーターで生まれ変わる』の連載をご愛読いただき、本当にありがとうございました。
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早川 光(はやかわひかり)
http://www.water.ne.jp/ 
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